SPACE CHRONOGRAPH

パイロットから絶対的な信頼を得たナビタイマーは
宇宙開発競争のなか、NASA宇宙飛行士に必要とされた

創業以来、高品質なクロノグラフの製造に情熱を注いできた実績が評価され、ブライトリングは1936年、英国空軍のコックピットクロックを担当して公式サプライヤーとなります。それを機にブライトリングと航空界との密接な関係が始まり、評判を聞きつけたボーイングやダグラスなどの航空機メーカーからも依頼が殺到します。

当時のパイロットたちが“コンピュータ”と呼んでいた回転計算尺を“腕のクロノグラフに組み込んでしまおう”、そんな時計の世界ではありえない発想を採用したのもブライトリングでした。1942年、世界で初めて対数目盛付きの回転計算尺を備えた「クロノマット」を世に送り出します。さらにジェット旅客機が誕生した1952年、あらゆる技術を結実させた名作「ナビタイマー」が完成。その信頼性の高さが評価され、国際的なパイロット協会であるAOPAの公式時計にも選ばれました。

ナビタイマーが圧倒的な支持を得た航空界のさらに先に広がる宇宙で、米国と旧ソ連の開発競争が激化したのもこの頃です。
1958年、NASA(アメリカ航空宇宙局)が発足し、有人宇宙飛行を目指す「マーキュリー計画」を開始。極限の過酷な条件で使用できる、高精度、ハイパフォーマンスで信頼性の高いクロノグラフとして、1962年5月24日、24時間表示のスペシャルなナビタイマーがスコット・カーペンターとともに宇宙へ飛び立ちます。世界で初めて宇宙旅行を成し遂げたこのクロノグラフウォッチは、ナビタイマー・コスモノートの名でブライトリング・コレクションに加えられることになったのです。